実践FMワイヤレスマイクの製作
筆者 ラジオおじさん 原 恒夫
タイトルが大げさですが、かんたんな話、タイのキットメーカーHobby World Center社のキットを作っただけす。このキットは、電池の電圧によって3Vタイプと9Vタイプの2種類があります。あんまり簡単なのでつい部品のうちに写真を撮るのを忘れて半田付けしてしまいました。特徴は、発振コイルをプリント板上で作っているため、製作者によるむらがなく、再現性が良いことが上げられます。温度変化などの周波数の変動は調べていませんが、FMラジオのAFC回路(自動周波数調整回路)のお陰で、いちいち同調を取り直す必要はありせんでした。数メートル以内の部屋の中では充分電波が飛んでいますので、付属のアンテナのホルマル線を延ばしたり、リードアンテナを付けたりすると電波が強すぎて電波法に触れるおそれがあります。
製作時の注意としては、コンデンサーマイクの極性です。マイナス側は、ケースに付いた側の端子で、その反対がプラス端子です。これを極性を反対に付けると変調がかからないということはないはずですが、マイクにさわると周波数が大きく動くということになりそうです。
ケースに入れていい音を送信してお楽しみ下さい。
10分で完成しました | 発振コイルはプリントパターンで |