重要なお知らせ
既に取得ている同じ資格を受講(受験)することはできません
無線従事者免許証を無くした方は再申請して下さい。
詳しくは、北海道総合通信局にお尋ね下さい
電話 011-709-2311 内線4615
アマチュア無線資格の取り方
1 アマチュア無線資格は、国家資格です
アマチュア無線局を運用するには、無線従事者資格をとらなければなりません。これは、電波がラジオ放送やテレビ放送、船舶や航空機、警察や消防などの公共の通信に使われているからです。もし、これらの放送や大事な通信に障害を与えると大変なことになります。また、電波は国境を越えて飛んで行くので、世界の国々とも連携しなければなりません。そこで、ほとんどの国では、電波に関する法律があって、その法律によって管理されています。ですから、電波を出すには、国からの免許を受けなければなりません。アマチュア無線は、世界中に届く強力な電波を出しますから、国の法律に従って知識や技術の試験をして、一定のレベルに達している人に免許を与えています。日本で電波の管理している行政機関は、総務省総合通信局です。
2 日本の無線の免許制度は二段階になっています
日本のアマチュア無線の資格制度は、二段階になっています。免許を取ったらすぐ電波を出せるわけではありません。
@無線従事者 試験を受けて、一定の知識や技術を持っていると認められた人には、「無線従事者免許証」が発給されます。
この資格は、終身免許です。つまり一生有効なのです。
しかし、「無線従事者免許証」だけでは、電波を出し無線局の運用はできません。
A無線従事者免許証を得た人は、アマチュア無線局の開局申請をしなければなりません。総務省総合通信局では電波法に合わせて審査し、よければ「アマチュア無線局の免許状」が与えられます。審査の基準は、電波法に合った無線従事者資格を持っていること、電波法に合った無線機器を設備していることの二つです。アマチュア無線局の免許期間は、5年間で、継続する場合は再免許申請をします。
3 アマチュア無線技士資格は、4つのクラスがあります
@第4級アマチュア無線技士 短波帯10W 超短波帯20Wの最大出力で、電信(モールコード)を除く通信方式で運用出来ます。
A第3級アマチュア無線技士 短波帯、超短波帯50W 電信(モールコード)を含むすべての通信方式
B第2級アマチュア無線技士 短波帯、超短波帯200W 電信(モールコード)を含むすべての通信方式
C第1級アマチュア無線技士 短波帯、超短波帯1kW (必要と認められれば1kW以上の免許になる) すべての通信方式
*備考 運用出来る周波数帯は、級により制限されます。
4 アマチュア無線技士資格の取り方
アマチュア無線技士の資格を取るには、国家試験を受けるか、養成課程講習会を受講します。国家試験は、1アマから4アマまでが実施されれておりますが、養成課程講習会は、3アマ、4アマのみです。受験や受講の年齢制限はありません。また、どの級からでも受けることが出来ます。(養成課程講習会3アマ短縮コースは、4アマの資格を持っている方が受講出来ます)
現在国家試験を実施しているのは、財団法人日本無線協会です。試験の日程など詳しくは、同財団のホームページをご覧下さい。
また3アマと4アマは、一定の時間講習を受け、終了試験で一定以上の成績をとると資格を得られます。
現在、総務省の認定を受け養成課程講習会の開催が公表されているのは、次の3団体です。講習会の日程、場所など詳しいことは、各団体のホームページをご覧下さい。
団 体 名 | 開催地 | 受講時間 | 受 講 料 |
(財)日本アマチュア無線振興協会 | 全国各地 | 4級標準コース 法規6時間 工学4時間 3級短縮コーズ 法規4時間 工学2時間 |
22,750円 12,750円 |
(株)QCQ企画 |
東京都内 信越地方 |
4級標準コース 法規6時間 工学4時間 3級短縮コーズ 法規4時間 工学2時間4級特別講習会 法規6時間 工学4時間 |
18,000円 9,800円 8,000円(但し中学生以下のみ) |
NPO法人ラジオ少年 | 札幌市 | 4級標準コース 法規6時間 工学4時間 3級短縮コース 法規4時間 工学2時間 |
一般16,750円 19才未満2,750円 一般 7,750円 19才未満2,750円 |
備考 3級短縮コースは、4級の資格を持っている人が受講出来ます。